STEPWORKS

元ASPの中の人。今はWebサイト制作/運営とAndroidアプリ勉強中。
2011/05/11 16:15

使用するASPによって特別単価をもらう確率がアップする!?

affiliater_side前回の記事「アフィリエイターの賢い特別単価のもらい方」ではアフィリエイター目線での交渉ポイントをまとめていました。実はもう1つ、使うASPによって特別単価がでやすい環境というのがあるんですね。これはシンプルに広告をどのASPで貼るかによって違います。どういうことでしょうか。

 

前回の記事を分かりやすくすると左のようなイメージだと思います。アフィリエイターが自分の管理画面を見て獲得数の多い広告を対象に、さらに獲得できる案を提示しつつASP担当者に報酬UPの交渉を行うというものです。獲得数が伸びてきたらこれはぜひやってみてください。詳しくは上記リンクの記事より。

 

 

さて、それでは本題へ。目線を変えてみて広告主サイドから考えてみましょう。広告主ももちろんアフィリエイトの獲得状況を知るために管理画面を見ています。そこから、さらなる販促のために獲得が上がっているサイトをピックアップしてASP担当者に獲得強化の依頼を出しています。

 

marchant_side

 

そうです、アフィリエイターと全く同じなのです。ただ、広告主の場合は経費は抑えたい部分もあるので伸長してほしいのは「承認数」の部分であるという違いはありますけど。

 

広告主からしたら数が取れるサイトのアフィリエイターさんにもっと自社の広告を掲載してもらって、会員獲得数を増やしたり販売数を伸ばしたいと考えています。そして、そのような優秀なアフィリエイターさんのサイトに、似たような競合他社の広告に貼り変わられたりするのは困るもんです。だから、ASP担当者から掲載位置を上にして欲しいとか、掲載先を増やして欲しい・・・なんてお話がもちろん特別単価と引き替えに、ね!

 

と、いうことなんですが、、、あれ?このエントリーの肝心なタイトルの話題がでてきてませんね。。

 

まず先に答えから。広告主の管理画面で掲載先が公開されているASPこそが特別単価をもらえるチャンスが広がっています。

 

え!?どういうこと?

そう思われる方がいらっしゃるかも知れません。

 

アフィリエイター側の管理画面はどの広告がどれくらいクリックされて承認されて報酬がいくらというものが全て分かるようになっています。たぶん、これはどのASPでもほぼ同じスペックであると思います。逆に、広告主側の管理画面でも、どのアフィリエイトサイトでどれくらいクリックされて成約されて広告費がいくらというものが表示されています。

 

しかし、実は広告主側の管理画面はASPによって結構違うんです。広告主側の管理画面ではどのアフィリエイターのサイトに掲載されているか分からないASPがあるんです!つまり、前述した広告主側からの特別単価の発注が限りなく少なくなってしまうということ。

(怖くないですか?自分が広告主の担当者だとしたらどのサイトに広告が載っているか分からないのに請求だけされても困るなぁ。。。)

 

しかも非公開のASPは・・・具体名はすみませんがこのブログでは書きません。退職後に機能改善したかもしれませんし、もしかしたら広告主ごとに公開・非公開の設定があるかもなので、確実なエビデンスも手元にない中で闇雲に混乱を招くのは避けたいからです。ただ、僕が在職時に広告主の担当者さんから直接確認したときは本当に非公開でしたけどね。ちなみにアクセストレードモバイルは公開していますよ。

 

なぜアフィリエイターのサイト情報が広告主側に公開されていないのか?言い換えれば、掲載先のアフィリエイトサイトを管理画面から隠せざるを得ないのは何のためか?自分でも確実な答えが持ってませんが私見はあります。携帯サイトの変遷から含めて考えてみてください。たぶんアレかなと。そこから考えるとあのASPは隠してるんだろうなーと推測してみると見えてくるかも。

2011/04/09 00:44

公式の広告成果がカウントされないこともある

これは知らないアフィリエイターさんも多いみたいなので書いておきますね。

 

携帯アフィリエイトには大きく分けるとドコモ・au・ソフトバンクのキャリアに認められた公式サイトと呼ばれる「公式」案件の広告と、それ以外の勝手サイトが出稿している「非公式」案件の広告があります。携帯サイトで月額料金を支払うサイトといえば、ほぼ公式サイトの広告でしょう。

 

公式サイトの広告で月額315円の広告なら、成果報酬金額はいくらくらいでしょうか。ASPの管理画面を見ると月額と同じくらいの金額の315円前後の報酬が多いですね。これは525円コースなど月額が違ってもほとんど同じ比率で揃ってます。

 

さて、この記事をご覧頂いてる方は、自分が広告主の立場になったと思って考えてください。1人のユーザーが入会するごとに月額315円の収入があります。そして、この会員を得るのに広告費として315円を支払っています。どうやって儲けましょう・・・?

 

実際には月額料金のうちキャリアに支払うマージンとか、広告費もASPの利益分が上乗せされますから金額が変わってきますが、ややこしいので一切省きます。

 

儲ける方法としては・・・

 

1.ユーザーを2ヶ月以上契約させる

2.退会方法をややこしくさせる

3.広告費を抑える

 

だいたい上記の3つでしょうか。

 

まず「1.ユーザーを2ヶ月以上契約させる」は当然の策ですね。ユーザーが2ヶ月目も契約すればまた315円の収入がありますから、初月での退会を抑えたいのです。そのため広告主は月末近くになってから新アプリの配信をしたり、次月の更新内容を発表して初月初月退会率を低下させる工夫をしています。

 

恐らくアフィリエイトに出稿しているほとんどの広告主が退会率を測定しています。それもアフィリエイターのサイトアカウントごとに。そのため、退会率が高いサイトの場合は報酬ダウンないしは提携解除になる場合もあります。提携解除になるのはほとんどがポイントサイトですが・・・。

 

次に「2.退会方法をややこしくさせる」ですが、実際に皆様も退会しようとしたときに【本当に退会しますか?】という質問が何度も出てきてウンザリした経験がないでしょうか。これも退会率を抑える方法の1つなので「1.ユーザーを2ヶ月以上契約させる」につながるのですが、どちらかというとユーザー思いではない方法がこの2.に当てはまるものです。「退会する」のリンクの色を背景色に似た色でサイト上に載せて退会方法を見つからなくさせるサイトだってあるんですよ・・・。もっとアクどい公式サイトの方法も知ってますが書きません。。。

 

ようやく今回のエントリーの本題である「3.広告費を抑える」という方法です。広告費を抑える最もポピュラーなやり方は成果報酬のダウンです。そりゃあ、そうですね。支払う金額が月額料より下回れば利益になるんですから。

 

実は広告費を抑えるのはもう1つ、ユニーク成果というものがありまして、今まで登録したことがないユーザーのみ成果を承認とする方法です。携帯電話にはそれぞれ固有の端末IDが割り振られています。ユーザーが公式サイトの登録をした際に、その端末IDが過去に遡ってデータベース上に残っていれば成果としては計上せず、新規登録したときにだけASPに成果として報告するものです。物販の広告で考えれば簡単でリピーターの成果は却下(=初回のみ成果)という内容ですね。

 

しかも、この方式が採用されている広告はアフィリエイター側ではわからないのがポイントです。もしかしたらASPの中の人もどの広告がこの方式なのか全て把握できていないかもしれません。僕もそうでした。

 

なぜ分からないのか?

これは単純です。成果が未承認として管理画面に出ないからです!

 

物販の広告案件では初回のみ成果の条件だとしても、いったん未承認の成果として管理画面に反映され、広告主側が成果承認をするタイミングで却下となります。ですが、公式サイトの広告はほぼ全てが成果全承認となってますよね・・・そうです、ここなんです。つまり、ユニークな成果ではない場合は、広告主側がASPに対して成果の通知をしないサイトの作りになっています。物販の案件ではASPによっては親切に初回のみ成果かどうかの基準が書いてありますが、公式サイトの案件は書いてないことが多いので知る術がないんですよね。

 

これは公式サイトに限らず無料会員登録などの広告でも採用しているケースもあると思います。携帯アフィリエイトだからこそできる方法かも知れません。PCアフィリエイトの場合はメールアドレスは作り放題、クッキーを削除すればOK、というような環境なのでユニークにする方法が限られますから。

 

 

クリックが多くて人気の広告なのに、思ったほど成果が上がらないなぁという場合はこの承認方式かもしれません。ユーザーが機種変更すれば端末IDが変わりますので成果対象になりますのでご安心を。